みつきんのメモ

組み込みエンジニアです。Interface誌で「Yocto Projectではじめる 組み込みLinux開発入門」連載中

YoctoProject runqemuした時の制御キー

はじめに

QEMUはとても便利だが、Ctrl+aがデフォルトで制御キーに割り当てられているため、 シェル上でカーソルを先頭に移動したい時にいつもイラッとする。

QEMU自体の制御キーの変更の仕方は下記に解説があった。

qemuの制御キーバインド変更

runqemuでの制御キーの変更

runqemu実行時にqemuparamsで-echrを指定する。上記リンクの様にCtrl+tに割り当てる場合は下記のようにする。

$ runqemu qemuparams="-echr 0x14"

しかしrunqemuする時に毎回書くのは面倒くさい

解決方法

local.confに下記を追記する。

QB_OPT_APPEND:append = " -echr 0x14"

Welcome to the Yocto Project Documentationからの引用。

QB_OPT_APPEND: Options to append to QEMU

QEMUにオプション追加なので、qemuparamsと同じ効果があるっぽい

まとめ

毎回指定したいQEMUオプションはQB_OPT_APPENDで設定できる。