ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き
bitbakeを実行すると、下記のデバイスツリーファイルが生成される。
- zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter.dtb
- zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter-wb.dtb
- zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter-id129.dtb
この内のどれを使用するのかはboot.scr
によって次のように選択される。
今回のようにboot.scrを使用せずにLinuxを起動する場合も、このルールにはのっとる必要がある。
現時点ではboard_id=129
と設定されているため、zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter-id129.dtb
を選択する。
違うデバイスツリーファイルを使用した場合、Linuxの起動自体は問題なく行えるが、wlanのドライバのロードが失敗するなど、デバイスの使用に問題が出る場合がある。