みつきんのメモ

組み込みエンジニアです。Interface誌で「Yocto Projectではじめる 組み込みLinux開発入門」連載中

emacs-mozcを使用する

emacsでの日本語入力のデフォルトであるQuailは非常に使いづらいので、 Linux環境のインプットメソッドで入力するようにしていた。

今までは-nwで起動していたため気にならなかったが、それだとGUI環境でemacsを起動した際に、 入力中の文字が図のようになってしまうため使い勝手が悪い。

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打ち込んでいる最中にはカーソルが移動しないため、どこまで打っているかわかりづらい。

そこでemacs-mozcを使用することにしたので、その手順をメモ。

インストール手順

ここを参考にした。

$ sudo apt-get install emacs-mozc emacs-mozc-bin

~/.emacs.d/init.elに下記を追加する。

(add-to-list 'load-path "/usr/share/emacs24/site-lisp/emacs-mozc")

(require 'mozc)
(setq default-input-method "japanese-mozc")

次に、emacsを再起動する。 「M-x eval-current-buffer」での再読み込みでは、すでに読み込まれているQuailが有効なままになるため、mozcが起動してこない。

結果

こんな感じになる。

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文字を打ち込んでいる最中もカーソルが動き、打ち込まれている文字が表示されている。