yocto

yoctoで日本語入力

今まで、yoctoで作成したLinuxでは日本語を表示できる環境はよく見かけたが、 meta-oeにはuimとanthyのパッケージが存在するのに、日本語を入力できる環境を見たことがなかった。 今回、仕事がらみで日本語入力環境について調べたところ、uimのレシピに不具…

ラズベリーパイ3 pyroでweston

meta-weston-rpiにRPi3対応しないの?というコメントがついたので、一応調べてみた。 すでに、waylandはrpi-backend.soのサポートをやめてしまっているので、実はmeta-weston-rpiは使えない。 もっと言うと、vc4graphicsが使用できることから、これがなくて…

raspberrypi3 yoctoでavahi

avahiを使うと、DHCPなどでIPアドレスが一定しない環境でも、hostname.localのように固定的な名前でネットワーク越しにアクセスできるようになる。 avahi自体はzeroconfのLinux向けの実装のことらしい。これが、yocto環境でも使えるということなので、試して…

meta-raspberrypi mortyでcore-image-satoが起動できない時の対処 その2

先日の記事の続き。 vc4graphicsを有効化した状態でこれをcocopar 5 インチIPSハイビジョンLCD ディスプレイで動かそうとすると、画面が真っ黒になった。 調査したところ、cocoparのLCDのようにEDIDを取得できないデバイスの場合KMSの初期化で弾かれてしまい…

yocto /lib/firmware以下へのファイルの追加

通常のレシピによるインストールではrootfsに反映されない 以前は、各レシピでdo_install と FILES_%{PN}で/lib/firmwareにファイルを追加すれば、 問題なくrootfsに反映されていたが、oe-coreにlinux-firmware_git.bbが導入されてから、状況は一変した。 li…

meta-raspberrypi mortyでcore-image-satoが起動できない時の対処

素の状態でbitbake core-image-satoで作成したイメージを起動すると、 真っ黒い画面にマウスカーソルのみが表示されるという状態になる。 シリアルコンソールでログインし、/var/log/Xsession.logを表示したところ下記のようになっていた。 $cat Xsession.lo…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット: PiTFT3.5を動かす

ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き その1 その2 その3 その4 その5 PiTFT3.5 PiTFT3.5をccimx6ul starterのラズベリーパイ互換ピンヘッダに実装して動かしてみる。 meta-pitft35-digiの使用 ccimx6ul starterでPiTFT3.5を使用できるようにするため…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット: connmanによるWifi設定

ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き その1 その2 その3 その4 ここでは/etc/wpa_supplicant.confや/etc/network/interfacesを直接編集する方法が記載されているが、 YoctoProjectではconnmanが簡単に使用できるため、connmanを使用してWifiを設定す…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット:デバイスツリーについて

ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き その1 その2 その3 bitbakeを実行すると、下記のデバイスツリーファイルが生成される。 zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter.dtb zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter-wb.dtb zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter-id129.dtb この…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット:マイクロSDカードからLinuxを起動する

ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き その1 その2 パーティション作成 ツールでSDカードのメディアに次のようにパーティションを作成する。 ラベル サイズ フォーマット boot 256M ext4 rootfs 残り全部 ext4 gpartedのインストール Ubuntu16.04では…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット:ネットワーク越しにLinuxを起動する

前回の続き。 次のような構成でLinuxを起動する。 コンポーネント 読み込み方法 u-boot NANDフラッシュ(デフォルト) linuxカーネル tftpサーバ デバイスツリー tftpサーバ rootfs NFS tftpサーバ Ubuntu16.04では次のように設定する。 インストール $ sudo a…

ConnectCore i.MX6UL スターターキットで遊ぶ

DIGIのConnectCore i.MX6UL スターターキットをチップワンストップで購入した。 このボードはラズベリーパイシリーズの40ピンのGPIOヘッダと互換のピンヘッダを搭載している。 つまりハードウェアレベルではラズベリーパイのHATやLCDなどのデバイスが使用で…

mortyでPandaboard ES Rev.B3

今更のPandaBoard ESをmortyで試してみる。 手元にあるのは悪名高きRev.B3。 Rev.B3はElpidaのDDRを搭載しており、タイミングなどの設定が他のリビジョンと異なるため、 Pandaboard ESの他のリビジョンで動作するOSイメージをそのまま使用することができない…

raspberrypi3 meta-raspberrypiでuartコンソール

2017/01/18修正 ラズベリーパイ3にシリアルコンソールでログインしたい。 少し古い情報だと、ラズベリーパイ3はオンボードのBluetoothの影響で、すこし複雑な設定を行う必要があるとなっているが、最近のラズベリーパイ3向けのカーネルでは、config.txtにena…

yocto raspberrypi3でmorty

ちょっと時間が経ってしまったが、yocto 2.2(morty)がリリースされたので、raspberrypi3で動かしてみる。 ベース環境の取得 $ git clone git://git.yoctoproject.org/poky.git -b morty $ cd poky $ git clone git://git.yoctoproject.org/meta-raspberrypi …

yocto meta-raspberrypi3でVC4 graphics driverを試す

このように、RaspbianではVC4のgalliumドライバが使用できていたのだが、 最近、meta-raspberrypiでもこの対応が入ったので試してみる。 local.confにMACHINE_FEATURES += "vc4graphics"の行を追加することで、galliumドライバが有効になり、X11環境からOpen…

raspberrypi3 yoctoでSSD1306 OLEDディスプレイを動かす

アマゾンで安価に入手できるOLEDディスプレイを購入した。 I2Cで、VCC、GND、SCL、SDAの4本のみの結線で使用できる。 制御用のICはSSD1306とのこと。 このデバイスはArduinoなどの電子工作用となっているが、意外とラズベリーパイでの動作報告が見当たらな…

raspberrypi3 yoctoでkernel4.8を試す

インターフェース11月号の記事で、linuxカーネルのバージョン4.8からラズベリーパイ3の64ビットが対応されるという情報があった。 筆者が紹介したカーネルは、Electron752さんが4.5および4.6のカーネルに64ビット対応したものだったので、今回はもともと64ビ…

raspberrypi3 yocto PiTFT3.5を赤く染める(SDKの作成)

先日の記事の最後で、「前回の記事で作成したfirst_window.cのコンパイル結果を実行すると、PiTFT35が赤く染まる」と書いたが、具体的な手順について解説する。 まずはじめに環境を整える必要がある。 PiTFT35の手順でmeta-pitft35-rpiのビルド環境を作成 rp…

raspberrypi3 yoctoでfbcp

PiTFTなどSPI接続のLCDではGPUを使用した描画処理は行えない。 そのためOpenGLESなどのアプリケーションはPiTFTでは使用できない。 しかし、fbcpを使用するとこの問題が解決できる。 fbcpは「Framebuffer Copy」のことで、GPUに描画されているデータをSPI側…

raspberrypi3 yoctoでPiTFT35

以前PiTFT35をyoctoで動作させるためにmeta-pitft35-rpiを作成した^1が、 最近のmeta-raspberrypiでは動作しなくなっていた。 一度、リポジトリの方に問い合わせが来たが、その人がうちのパッチをまとめて(勝手に)meta-raspberrypiにPRを送っていた。 meta-r…

DragonBoard 410cでYocto

DragonBoard 410cを借りることができた。 実はかなり前から借りていたのだが、個人的に忙しく触る時間が作れないでいた。 このボードは、RaspberryPi3よりも前に出回っていて、かつ、Cortext-A53をコアに搭載しており、WifiもBluetoothもオンボード。 借りた…

recipetoolの使い方(yoctoでmjpg-streamer)

raspberrypiにUVCカメラをつけて、HTTPでストリーミングを行いたいと考えた。 mjpg-streamerを使用することにしたが、 mjpg-streamerはレシピ化されていないため、レシピを自作する必要があった。^1 recipetoolの使用 レシピを作成する場合、ゼロから作成す…

raspberrypi2でMPDサーバ その2

raspberrypi2+DACでMPDサーバを作成する。 今回は作成済みレイヤの使用方法。 レイヤを作成する方法はこちら 機能(おさらい) windows10で共有しているフォルダから音楽ファイルを参照 MPDサーバで音楽ファイルを再生 SYSTEMDを使用 ネットワーク設定にはco…

raspberrypi2でMPDサーバ

raspberrypi2+DACでMPDサーバを作成する。 今回は作成済みレイヤの使用方法ではなく、レイヤを作成する方法をまとめてみる。 作成済みレイヤの使用方法はこちら 機能 windows10で共有しているフォルダから音楽ファイルを参照 MPDサーバで音楽ファイルを再生 …

raspberrypi3 yocto 64bit kernel

raspberrypi3のCPUのコアはCortex-A53のため、64bitコードを動作させることができる。 しかし、オフィシャルでリリースしているカーネルは現状32bit版のみとなっている。 探してみたところ、すでにraspberrypi3のカーネルをaarch64で動くようにした猛者がい…

raspberrypi3 yocto2.1

やや時間が経ってしまったがyoctoの2.1がリリースされた。 コードネームは「Krogoth」 RPi3で動作を確認してみる。 作業ディレクトリ 今回は「~/work/yocto/rpi」で作業を行う。 また、ソースコードなどダウンロードしたデータを格納するディレクトリを「~/w…

pokyでWindowsの共有フォルダをマウントできない

pokyでWindowsの共有フォルダをマウントできないケースがあった。 同じフォルダをUbuntuマシンからmountすると成功するためWindows側の設定は問題なさそう。 例えば下記のような感じだ。 mount -t cifs -o username=mickey //192.168.21.XX/Music /mnt/music…

raspberrypi3のオンボードのbluetoothをRaspbian以外のOSで使用する方法

poky(yocto)などのRaspbian以外のOSでRPi3のオンボードのbluetoothを使用したいと思うケースは多いと思う。 しかし、現時点(20160329)でこれらのOSではおそらくbluetoothはそのままでは機能しない。 (少なくともmeta-raspberrypiの)カーネルからデバイスが見…

yocto master(20160323時点)でsystemd-networkdでエラー

先日、jethroでsystemd-networkdを有効化する方法を紹介したが、このままmasterに適用しても、systemd-networkdの起動に失敗する。 $ systemctl status systemd-networkd * systemd-networkd.service - Network Service Loaded: loaded (/lib/systemd/system…