yocto

raspberrypi3 model b+ USBブート

ラズベリーパイ3 Model B+は、初期状態でUSBブートが可能になっている。 もともとのラズベリーパイ3(Model B)では、 OTPという一度だけ書き込みができる特殊なメモリの設定を変更することでUSBブートができるらしいのだが、 間違った設定をすると文鎮化する…

avahi-autoipdでDHCPサーバが無い場所でもIP通信

USB-Ethernet変換を使って、ラズパイなどのボードと1対1で接続するようなケースでは、 DHCPサーバをいちいち用意するのが面倒。 そういう場合でも、SSHでログインなどしたかったりするのでTCP/IPで通信したい。 そこでavahi-autoipdを使うとIPアドレスを解決…

Flask-Bootstrap + Ajax(jQuery) + RPi.GPIOでLEDを制御してみる

ここ何回かにわたって、pythonでFlask-BootstrapやAjaxのお話をしてきた。 Flaskでpythonのウェブアプリケーションを作る Flask-Bootstrapを使ってみる Flask-BootstrapでjQuery Flask-BootstrapでAJAX(jQuery) なぜ急にFlaskでAjaxだったのか。実は今回のこ…

Yocto raspberrypi3でbootchartを試す(systemd編)

Yoctoのbootchartのおはなし systemdを使用する場合は「systemd-bootchart」が使用できる。 本当は、systemdの時もbootchart2を使用して同じ条件で計測してみたいところだけど。 raspbianはsystemdなので、そちらとの比較の場合は有効な手段かもしれない。 l…

yocto raspberrypi3でbootchartを試す(sysvinit編)

bitbakeで作成したlinuxの起動時の状況を知るためにbootchartを使用したい。 pokyには「bootchart2」が収録されているので、これを使用する。 meta-raspberrypiの組み込みおよび、bitbake rpi-basic-imageまで作成できている事を前提とする。 local.confの修…

yocto raspberrypi3でNFSブート

raspberrypi3のルートファイルシステムをNFSでマウントする。 ベース環境の取得 $ git clone git://git.yoctoproject.org/poky.git -b pyro $ cd poky $ git clone git://git.yoctoproject.org/meta-raspberrypi -b pyro 使用するのはpyroブランチ。 oe-init…

yoctoで作ったLinuxでQt5 アプリケーションのフォントが表示されない

yoctoでmeta-qt5を組み込んで、Qt5アプリケーションを起動させた時に、次のようなエラーメッセージが表示され、文字が正しく表示されない問題が発生した。 QFontDatabase: Cannot find font directory /usr/lib/fonts. Note that Qt no longer ships fonts. …

yocto core-image-minimalなどで自動ログイン

core-image-minimalなどのコンソール環境で自動ログインする。 昔はIMAGE_FEATURESにautologinとか入れれば、実現できたらしいが 機能の実現に使用していたパッケージがメンテナンスされてなかったらしく、 この機能が削除されてしまったらしい。 基本的には…

ROCK64をyoctoで立ち上げ

秋月でROCK64ボードを購入した。 今回はコスト優先でメモリ1GBのモデルにした。 このボードはラズパイの40ピンと互換のGPIOヘッダが搭載されているが、電源コネクタがマイクロUSBではなくDCプラグとなっている。 ただ、このDCプラグが曲者で、秋月で売ってい…

yocto raspberrypi3でA2DP レシーバ

スマートフォンなどの音源を、Bluetooth経由でラズベリーパイ3からならす。 OSはいつもどおりyoctoprojectを使用して作成。 BluetoothではA2DPを使用し、sinkとなるようにする。 実際に音を鳴らすのはpulseaudioで、ラズベリーパイ3が他の端末からオーディ…

yoctoで日本語入力

今まで、yoctoで作成したLinuxでは日本語を表示できる環境はよく見かけたが、 meta-oeにはuimとanthyのパッケージが存在するのに、日本語を入力できる環境を見たことがなかった。 今回、仕事がらみで日本語入力環境について調べたところ、uimのレシピに不具…

ラズベリーパイ3 pyroでweston

meta-weston-rpiにRPi3対応しないの?というコメントがついたので、一応調べてみた。 すでに、waylandはrpi-backend.soのサポートをやめてしまっているので、実はmeta-weston-rpiは使えない。 もっと言うと、vc4graphicsが使用できることから、これがなくて…

raspberrypi3 yoctoでavahi

avahiを使うと、DHCPなどでIPアドレスが一定しない環境でも、hostname.localのように固定的な名前でネットワーク越しにアクセスできるようになる。 avahi自体はzeroconfのLinux向けの実装のことらしい。これが、yocto環境でも使えるということなので、試して…

meta-raspberrypi mortyでcore-image-satoが起動できない時の対処 その2

先日の記事の続き。 vc4graphicsを有効化した状態でこれをcocopar 5 インチIPSハイビジョンLCD ディスプレイで動かそうとすると、画面が真っ黒になった。 調査したところ、cocoparのLCDのようにEDIDを取得できないデバイスの場合KMSの初期化で弾かれてしまい…

yocto /lib/firmware以下へのファイルの追加

通常のレシピによるインストールではrootfsに反映されない 以前は、各レシピでdo_install と FILES_%{PN}で/lib/firmwareにファイルを追加すれば、 問題なくrootfsに反映されていたが、oe-coreにlinux-firmware_git.bbが導入されてから、状況は一変した。 li…

meta-raspberrypi mortyでcore-image-satoが起動できない時の対処

素の状態でbitbake core-image-satoで作成したイメージを起動すると、 真っ黒い画面にマウスカーソルのみが表示されるという状態になる。 シリアルコンソールでログインし、/var/log/Xsession.logを表示したところ下記のようになっていた。 $cat Xsession.lo…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット: PiTFT3.5を動かす

ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き その1 その2 その3 その4 その5 PiTFT3.5 PiTFT3.5をccimx6ul starterのラズベリーパイ互換ピンヘッダに実装して動かしてみる。 meta-pitft35-digiの使用 ccimx6ul starterでPiTFT3.5を使用できるようにするため…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット: connmanによるWifi設定

ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き その1 その2 その3 その4 ここでは/etc/wpa_supplicant.confや/etc/network/interfacesを直接編集する方法が記載されているが、 YoctoProjectではconnmanが簡単に使用できるため、connmanを使用してWifiを設定す…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット:デバイスツリーについて

ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き その1 その2 その3 bitbakeを実行すると、下記のデバイスツリーファイルが生成される。 zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter.dtb zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter-wb.dtb zImage-imx6ul-ccimx6ulstarter-id129.dtb この…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット:マイクロSDカードからLinuxを起動する

ConnectCore i.MX6ULスターターキットの続き その1 その2 パーティション作成 ツールでSDカードのメディアに次のようにパーティションを作成する。 ラベル サイズ フォーマット boot 256M ext4 rootfs 残り全部 ext4 gpartedのインストール Ubuntu16.04では…

ConnectCore i.MX6UL スターターキット:ネットワーク越しにLinuxを起動する

前回の続き。 次のような構成でLinuxを起動する。 コンポーネント 読み込み方法 u-boot NANDフラッシュ(デフォルト) linuxカーネル tftpサーバ デバイスツリー tftpサーバ rootfs NFS tftpサーバ Ubuntu16.04では次のように設定する。 インストール $ sudo a…

ConnectCore i.MX6UL スターターキットで遊ぶ

DIGIのConnectCore i.MX6UL スターターキットをチップワンストップで購入した。 このボードはラズベリーパイシリーズの40ピンのGPIOヘッダと互換のピンヘッダを搭載している。 つまりハードウェアレベルではラズベリーパイのHATやLCDなどのデバイスが使用で…

mortyでPandaboard ES Rev.B3

今更のPandaBoard ESをmortyで試してみる。 手元にあるのは悪名高きRev.B3。 Rev.B3はElpidaのDDRを搭載しており、タイミングなどの設定が他のリビジョンと異なるため、 Pandaboard ESの他のリビジョンで動作するOSイメージをそのまま使用することができない…

raspberrypi3 meta-raspberrypiでuartコンソール

2017/01/18修正 ラズベリーパイ3にシリアルコンソールでログインしたい。 少し古い情報だと、ラズベリーパイ3はオンボードのBluetoothの影響で、すこし複雑な設定を行う必要があるとなっているが、最近のラズベリーパイ3向けのカーネルでは、config.txtにena…

yocto raspberrypi3でmorty

ちょっと時間が経ってしまったが、yocto 2.2(morty)がリリースされたので、raspberrypi3で動かしてみる。 ベース環境の取得 $ git clone git://git.yoctoproject.org/poky.git -b morty $ cd poky $ git clone git://git.yoctoproject.org/meta-raspberrypi …

yocto meta-raspberrypi3でVC4 graphics driverを試す

このように、RaspbianではVC4のgalliumドライバが使用できていたのだが、 最近、meta-raspberrypiでもこの対応が入ったので試してみる。 local.confにMACHINE_FEATURES += "vc4graphics"の行を追加することで、galliumドライバが有効になり、X11環境からOpen…

raspberrypi3 yoctoでSSD1306 OLEDディスプレイを動かす

アマゾンで安価に入手できるOLEDディスプレイを購入した。 I2Cで、VCC、GND、SCL、SDAの4本のみの結線で使用できる。 制御用のICはSSD1306とのこと。 このデバイスはArduinoなどの電子工作用となっているが、意外とラズベリーパイでの動作報告が見当たらな…

raspberrypi3 yoctoでkernel4.8を試す

インターフェース11月号の記事で、linuxカーネルのバージョン4.8からラズベリーパイ3の64ビットが対応されるという情報があった。 筆者が紹介したカーネルは、Electron752さんが4.5および4.6のカーネルに64ビット対応したものだったので、今回はもともと64ビ…

raspberrypi3 yocto PiTFT3.5を赤く染める(SDKの作成)

先日の記事の最後で、「前回の記事で作成したfirst_window.cのコンパイル結果を実行すると、PiTFT35が赤く染まる」と書いたが、具体的な手順について解説する。 まずはじめに環境を整える必要がある。 PiTFT35の手順でmeta-pitft35-rpiのビルド環境を作成 rp…

raspberrypi3 yoctoでfbcp

PiTFTなどSPI接続のLCDではGPUを使用した描画処理は行えない。 そのためOpenGLESなどのアプリケーションはPiTFTでは使用できない。 しかし、fbcpを使用するとこの問題が解決できる。 fbcpは「Framebuffer Copy」のことで、GPUに描画されているデータをSPI側…